3Kとは、次のような特徴を持つ仕事を意味する言葉です。「きつい」「汚い」「危険」という言葉をローマ字に直すと、頭文字が全てKで始まることから、「3K」と呼ばれています。他にも3Kから派生して、看護師の仕事を上記の3つに「規則が厳しい」「給料が安い」「休暇が取れない」「婚期が遅い」「化粧が乗らない」「薬に頼っている」を加えて「9K」と表すなど、労働の大変さを「○K」と表す言葉がいろいろ作られています。このような精神的にも肉体的にもしんどい3Kの仕事を乗り切るためには、4つの方法があります。
まず1つめは、「目標を設定する」ということです。ただ与えられた仕事をこなすだけではしんどいだけですが、小さなことでも目標を作ると前向きに仕事に取り組む気持ちになれます。例えば、得意な作業があるのなら「この時間までに終わらせる」と決めて仕上げるなど、達成感を積み重ねることでやり甲斐を感じながら仕事をすることができます。
2つめは、「効率的にできるよう考える」ことです。ただ決められたように仕事を進めるだけではなく、無駄をそぎ落として作業を効率化することができれば、それだけ早く終わらせることができるため、残業を減らすことにも繋がります。
3つめに挙げられるのは、「何がしんどいのか原因を考える」ことです。その原因が乗り越えられるものなのか、乗り越えることによって自分のためになるのかどうかを考えてみましょう。
4つめは、「配置転換や転職を考える」ということです。上記の3つの方法を試してみても、やはりこの仕事は自分に合わないと感じた時は、心や体に大きなダメージを負う前に、思い切って心機一転を図るのが良いでしょう。